以前日本経済新聞の1面に、工場のサイバー攻撃がIoTの普及で増加しているという記事が掲載されました。
そもそもサイバー被害と言われピンとこない人も多いと思いますが、日本に限らず世界中で問題になっており、2020年4月の製造業を狙った攻撃数は昨年と比べて7倍に増えました。
IoTが普及したことであらゆる面で便利になりました。
IoTとは大雑把に言うとあらゆるものをネットワークにつなぐことです。
工場などでは効率的に生産管理が行える半面、ネットワークにつながるものが増えれば増えるほど、サイバー攻撃の被害も広がりやすくなります。
現在大多数の設備はネットに接続して運営されており、コロナ禍の影響で在宅勤務・リモートワークを取り入れている企業が増えていることも一因していると思います。
セキュリティー面でも、特に中小企業ではセキュリティー対策を担う部門がない企業も多く、社員が使用してるパソコンもOSのサポートが終了した古いパソコンを使っている企業も少なくありません。
在宅勤務が広がる中、セキュリティー対策が甘い自宅のネットワークが狙われ、ウイルス感染やパスワード管理をしていたのに
情報漏えいが発生するなども被害も想定されております。
保険会社も企業のサイバー被害に備えるための商品を取扱いしており、非常にニーズが高まっているジャンルの一つでございますので、気になる点がございましたら弊社までご相談くださいませ。
*今回のお知らせに関連する最新記事
2020/9/9付|日本経済新聞 電子版(有料版)
(参照 2020/10/7)